こんにちは、院長の喜島です。
以前お伝えした歯を失う3大要素は①虫歯・②歯周病・③歯にかかる大きな力です。
この歯を失う3大要素に対してどのような対策をすれば良いのでしょうか
今回はその③歯にかかる大きな力に関してです。
●対策③歯にかかる大きな力に関して当院ではバイトプレート(硬いマウスピース)で対応しています。
歯にかかる大きな力の原因に歯ぎしりがあります。
寝ているときに無意識でおこなう歯ぎしりが強いと、歯に大きな力がかかります。
無意識にする歯ぎしりは約体重の3倍以上の力がかかるといわれています。
「歯ぎしり」とはみなさんもご存じのように歯をギリギリさせることです。
寝ているときに無意識にしていることが多いです。
また、中には日中も何かに集中して物事に取り組んでいるときにも「歯ぎしり」を行う方もいますし、「くいしばり」といって気がついたら歯をグッと噛みしめていると時もあります。
この「歯ぎしり」は、日中のいろいろなストレスに対して睡眠時に「歯ぎしり」をする事でストレスを開放し身心の調和を保つための生理現象とも言われています。
だから、「歯ぎしり」はほぼ全ての人が行っていると言っても過言ではありません。
この「歯ぎしり」が強い場合、自分の歯が削れて知覚過敏になったり、歯と歯の間の虫歯の原因になったり時には自分の歯を割ったりする場合もあります。
バイトプレートとは聞きなれない言葉かも知れませんが、マウスピースの硬いモノだと思って頂ければ良いです。
このバイトプレートを入れると、「歯ぎしり」をしている時の、筋肉の力を自然と弱めることができ、歯に対する悪い影響を抑える働きがあります。
知覚過敏や歯と歯の間の虫歯を抑え、今まで治療してきた歯の被せモノや詰め物を守る効果も得られます。
きじま歯科医院では、このような歯に悪い影響をもたらす「歯ぎしり」をしている方にはバイトプレートの装着をオススメしています。
バイトプレートは最終的な歯の治療が終わってメインテナンスに入っていく時に作製します。
自分の歯を守る為にも活用していきましょう。
以上が歯を失う3大要素から歯を長持ちさせる為の方法です。
簡単に言うと、メインテナンスが大切で必要であればバイトプレートを使用する事になります。
歯の治療が終わって、ご自分のお口の中が健康な状態になっても、また、まったく歯が痛くない状態の方でも、生涯自分の歯で噛み、快適な食生活を続けて行きたいものです。
健康を保つためには定期的にメインテナンスを受ける事をお勧めします。
きじま歯科医院は、皆様のお口の健康を守ることをお手伝いします。
<院長:喜島>
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